季節性の抜け毛/春夏秋冬別の抜け毛の原因と対策

2021年4月7日水曜日

 私たちが普通に生活しているだけでも、一日に50~100本の頭髪が抜け落ちていると

言われています。

しかしこの抜け毛量は季節よって200~250本に増えることをご存知でしょうか。

「最近抜け毛が増えた…」と落ち込む前に、季節性の抜け毛について理解し、改善できる原因が思い当たるときは対策してみると良いかもしれません。


1.春はストレス


春のストレス


春の抜け毛はストレスの影響が大きいと考えられています。

新生活に向けてのストレスや、花粉症からくる不快なアレルギー症状のストレスなどが

主な原因です。

春はストレスをため込まないように、心身を休めたり、運動や趣味も楽しんでストレス発散することを意識しましょう。


2.夏は汗と紫外線


夏の紫外線


夏の抜け毛には頭皮環境の悪化が最も大きな原因と考えられます。

強い紫外線、多量の汗と皮脂、冷房による乾燥、また夏バテによる食欲不振も育毛には大敵です。

夏は日中は帽子を着用したり、こまめな洗髪(洗いすぎは禁物)で頭皮を清潔に保ち、しっかりと栄養バランスのとれた食生活を心がけましょう。


3.秋はダメージ


秋の落ち葉

実は一年で一番抜け毛が増えるのが秋といわれています。まるで落ち葉のようにパラパラと抜け、薄毛が進行している人は薄毛が明確になり焦ります。

秋の抜け毛は主に夏に受けた頭皮や毛髪のダメージがそのまま反映されると考えられています。

そのため、夏にどれだけ対策したかが大きく影響してきます。

できるだけ抜け毛を抑えるように、優しい洗髪や髪への負荷の少ない整髪を心がけ1本でも多く髪の毛を残す努力が必要です。


4.冬は冷えと乾燥


冷え性対策

冬の抜け毛は、乾燥と冷えによる血行不良が大きな原因と考えられます。

体の冷えにより血行不良になりがちで、そこに追い打ちをかける暖房機器による乾燥。

頭皮の保湿はもちろん、加湿器などによる部屋の保湿、適度な運動やマッサージ、入浴等で頭皮の血行だけでなく、全身の血行促進を意識することが大切です。